季節のごあいさつ申し上げます・・・

秋のご挨拶申し上げます。
秋ともなると
今は~もう秋~♪♪ 誰も・いない海♪・・・誰かさんと歩いたふるさとの砂浜を懐かしく思い出します。
あの時の浜砂は白く空は青く足跡はずーっと続いていた。

50年ほど経った今も足跡は続いているようなそんな景色や・・・

 

まだ車で河童橋あたりまで行ける時代に、世間離れした別天地、山脈に囲まれた上高地の鮮やかな錦秋を眺めながら、「お前なんになるん」!!
などと未来を語り合った若い日の心的印象シーンなどが70歳も近くなると、ふっと、よみがえる瞬間があるのです。

さて今年は大雨前線やいろいろな台風が大禍を残しては去っていますが
皆様お変わりございませんでしょうか。

地震や台風など自然災害の発生するたびに被害の状況をテレビ報道などで目にします。
職業柄でしょうか、ああであれば、こうであれば、などと被災を防止する立場でいつも責任を感じています。
罹災されたご家族の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

悲しいのは「予算がないのでやれていなかった災害」です。
道路や河川、急傾斜地、などの危険地域には「人命が掛かっている」事を前提にすれば何が何でも手を加えて災害防止策を実施しておかなければなりません。

施設や住居についても予算がなかったからと・・・
危険地域を選んだり、防災予算を削ったりしてわざわざ危機を招くような選択をしていることなど。
何かが起こると「想定外」とか言い始めていますが。どうなのでしょうか。

社会や人々の投資の選択肢はいろいろですよね。
未来のために宇宙投資をする。医療など基礎科学投資をする。子供たちに教育投資をする。福祉投資をする。経済産業発展のためにインフラや工学投資をする国際間投資をする。防衛投資をする。農漁業投資をする。・・・・
どれもこれも当然必要なことです。

しかし、これらにもまして重要で緊急な投資先は、「今を生きる人」の日々の暮らし、命の安全を守る事でしょうね。
世界中を見渡せばとんでもない危険な地域環境で暮らす方も多くいる。
紛争に明け暮れ、極貧の国もある。

そんな中ですが
我が国ではたとえば急傾斜地で山塊がすぐ裏に迫る住宅地、河川があふれればたちまち沈む住宅地域、大地震時に火災の発生する古い木造密集地域・・・
手を打たなければならない危険な場所は多く存在していますね。

戦後の貧困期には・・・
食べられれば、住めれば・・・良かった時代から
現今は福祉政策も格段に向上して昔に比べればそりゃあ「大変化」でしょう。

時代の要求と言いますか、働き方改革、スポーツ界で見られるパワハラ騒動など、(やがて格闘技など訓練中でも激しく殴打してはいけないことになるか?)社会の変化スピードにはついて行けないほどすさまじいものがありますよね。

近未来、人権意識の高まりと絡まって「住の安全」投資が取りざたされてゆくことになるのでしょう。かといって日本列島の海岸沿い全周囲に高さ20メートル程の防波堤を巡らせるようなそんな愚は避けませんとね。

こんなことを考えながら、騒がしい事務所の机上に二つの私メモ。
一つは最近取得した新しい登録商標「防災住宅専門メーカー中日本ハウス」としての今後メモ:どんな商品やサービスで一層の社会貢献を果たすのか。
一般的には危機が起こらなければ動かないユーザー様へ向けてどのような発信をしてゆくのかなどなどの落書き。

もう一つは昨年の秋に95歳で葬った父を追うようにこの八月に88歳で逝った母の49日の:準備メモ。
相次いで両親がこの世から去って一抹の寂寥感はありますが、父は一枚の木の葉のように散りたいと常日頃から言っていた通り、前日にも一人で買い物に出かけ、人々に話かけ、庭の草取りをし、好きな読書をして日記を書き、翌朝には木の葉が散るようにさらりと去ってゆきました。
母は20日ほど入院していましたが息を引き取る前日に、アイスクリームを口にして「おいしかった」・・・「ありがとう」「ありがとう」・・・「思い残すことはありません」と話して
翌朝は眠るように去ってゆきました。
二人とも本来の無一物となって清々と大自然、大宇宙に抱擁融合されて幸せだったことでしょう。
ただ、出来の悪いこの息子には思いを残したのかも。

はてさて万感の秋は深まりゆきます。皆様お体に気をつけてお楽しみ下さい。
また防災住宅を気にかけられましたらぜひ当社モデルハウスまでお問い合わせ下さいませ。
倒壊しない!超耐震構造と、進化した防災技術を持つ元気な社員一同が心よりお持ち申し上げております。

 

平成30年9月8日